
発芽
スポンジは空気を含んでいるため水中では浮き上がります。
水中で潰して空気を押出し、種をくぼみにはめ込んでください。
2-3日で発芽します。根がスポンジからのびて5cm以上になったら、5個用トレーに移植してください。
尚、発芽セットには200粒の種を入れておりますが、1回に40粒から50粒の種蒔で1週間ほどの間隔をお取りください。
発芽段階は、水でも液肥でも構いません、漬けられる容器に浸してください。


移植
5個用のトレーに苗を移植
苗から根が3~5cmほど伸びたら、5個トレーに移植しましょう。
根になるべくストレスを与えないように、割りばし等で根をトレーの穴から出るようにして移植します。
最後に裏面より確認してください。
根が4・5本に増えたら屋内育成システム本体での流水育成に移行してください。根が弱そうなときは、底面に綿布等を敷いて保水を高めてください。


肥料について
肥料はA剤60gとB剤22.5gの二種を二袋の計8袋お送りしております。
液肥40Lの分量×4の160L分です。
まず20Lの液肥を作ります。
A剤・B剤を半分に分けて10Lの水でそれぞれを攪拌します。
(A剤30gを10Lの水で攪拌)
その攪拌した2液を再度攪拌して20Lとします。
80Lが一ヵ月分となります。
Indoor Farming Kitでは常に流水循環をしている為蒸発が通常よりかなり早まります。常に水量は確認して減ったらカルキ抜をした水或いは液肥を足してください。
特に日光の当たる場所等に設置された場合は水分量に気を付けてください。
液肥に関しては、一般の市販用液肥でも代用可能品が在ります。

清掃管理について
水分を長期間使用していますと、光合成で藻が発生したり、環境によっては酵母等の増殖が発生します。
パン屋さんでは、イースト菌が点滴布に発生したケースがあります。
写真右では、ジョイント部に葉の切れ端が詰まった時の状態です。
ぬめりや藻が発生しますと、ゴミ等が引っ掛かりやすくなりますので、1週間に一度程度ブラシ等(写真右100円ショップで売っている細身のブラシ類)で清掃して戴きたいと思います。
また、布等は2週間に一度洗ってください。
